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LINE公式アカウントの名前とIDは変更できる?|変え方と注意点

2026年9月10日 公開

店名を変えた、表記のゆれを直したい、法人化して屋号が変わった——このときに手が止まるのがLINE公式アカウントの名前とIDです。「変えたら友だちが消えるのでは」「QRコードを刷り直すことになるのでは」と不安で、旧店名のまま運用を続けている店は少なくありません。

結論から言うと、アカウント名は変更できて、友だちもQRコードもそのままです。変えられないのはIDのほうで、こちらは作り直す以外に方法がありません。この2つは性質がまったく違うのに、どちらも「LINEアカウントの名前」と呼ばれるため混同されがちです。この記事では変えられるものと変えられないものを先に切り分け、変更の手順、変えた瞬間に何が起きるか、そして名前を変えた日にやるべき後始末までを整理します。

LINE公式アカウントの名前・IDの変更に関する記述は、2026年9月時点の公開情報にもとづく一般的な整理です。変更できる回数の条件や、認証済アカウントの審査の扱い、管理画面の名称は変更されることがあるため、最新の内容は必ずLINEヤフー社の公式サイトでご確認ください。なおLCALLは本メディアの運営元が提供する自社サービスです(PR)。

この記事でわかること

  • アカウント名・ID・URLのうち、何が変えられて何が変えられないか
  • アカウント名を変える手順と、認証済アカウントで増える手続き
  • 名前を変えたときに友だち・QRコード・トーク履歴がどうなるか
  • IDを変えたいときの唯一の方法と、その代償
  • 屋号変更・移転・法人化で「作り直すべきか」の判断
  • 名前を変えた日に直しておく5ヶ所

結論——変えられるもの/変えられないもの

項目変更補足
アカウント名(表示名)できる管理画面の設定から。認証済アカウントは審査の対象になる
ステータスメッセージ(ひとこと)できるいつでも書き換えられる
アイコン・背景画像できる短期間に何度も差し替えられない制限がある
ベーシックID(@から始まる自動割り当て)できない発行時に自動で決まり、以後変わらない
プレミアムID(希望の文字列・有料)取得はできるただし取得後の変更はできない。決めるのは一度きり
友だち追加URL・QRコード変わらないIDに紐づくため、名前を変えても同じものが使える
友だち・トーク履歴消えない名前の変更で失われるものはない

ここだけ押さえれば大半の不安は解消します。名前は看板の掛け替え、IDは住所だと考えると分かりやすいはずです。看板は掛け替えられますが、住所は引っ越さない限り変わりません。そして引っ越し(=新しいアカウントを作ること)をすると、友だちは付いてきません。

1. アカウント名を変える手順

管理画面(LINE Official Account Manager)から行います。スマホアプリからでも同じ場所にたどり着けます。

順番やることつまずきやすい点
1管理画面の右上「設定」を開く複数アカウントを持っている場合は、上部で対象のアカウントを選んでから開く
2「アカウント設定」を選ぶ並んでいる項目が多いので、名前の欄があるのは設定側だと覚えておく
3アカウント名の欄を書き換える文字数の上限があるため、長い正式名称は入り切らないことがある
4保存する権限が「管理者」でないと保存できない
5スマホのトーク画面で表示を確認する管理画面上は変わっていても、端末側の表示更新に時間差が出ることがある

保存できない・欄がグレーになっている場合は、ほぼ権限の問題です。運用担当者の権限では設定を変更できません。誰にどの権限を渡すかは権限と管理者の追加方法にまとめています。制作会社にアカウントを作ってもらった場合、管理者権限が先方に残っていることがあるので、そのときは先に権限の整理から行ってください。

短期間に何度も変えられない

アカウント名には一定期間内に変更できる回数の制限があります。「候補を入れて見比べてから決めよう」と何度も書き換えると、上限に達して当日中に戻せなくなります。表記を紙に書き出して確定させてから、1回で入れるのが安全です。回数の具体的な条件は変更されることがあるため、LINEヤフー社の案内をご確認ください。

2. 認証済アカウントは審査がある

認証バッジの付いた認証済アカウントは、名前が「実在が確認された事業者名」として扱われます。そのため名前の変更は審査の対象になり、その場では反映されません。

未認証アカウント認証済アカウント
名前の変更保存すればそのまま反映審査を経て反映
反映までの時間ほぼ即時日数がかかることがある
通らないことがあるか基本的にないある(実在が確認できない名称など)
開店日に合わせるには当日でよい前倒しで申請する

看板の掛け替えやリニューアルオープンに合わせたいなら、その日から逆算して余裕を持って申請してください。当日に変えるつもりでいると、旧店名のまま新装開店を迎えることになります。認証済と未認証の違いそのものは認証済アカウントとは?をご覧ください。

屋号を変える予定があるのに、まだ認証申請をしていない——という段階なら、名前が確定してから申請するほうが手戻りがありません。先に申請すると、通ったあとにもう一度審査を受けることになります。

3. 名前を変えると何が起きるか

ここがいちばん心配される部分です。変わるものと変わらないものを並べます。

対象どうなるか
友だち(登録者)そのまま。減らない
過去のトーク履歴残る。消えない
相手のトークリストの表示新しい名前に変わる(過去のやり取りの上も新名になる)
友だち追加URL・QRコード変わらない。POP・チラシ・名刺の刷り直しは不要
LINEアプリ内の検索新しい名前で見つかるようになる。旧名では出なくなる
配信の予約・シナリオ・リッチメニュー設定は保持される。ただし文面に書いた旧店名は自動で直らない
分析の過去データそのまま引き継がれる

実務でいちばん効くのはQRコードとURLが変わらないことです。店内POP、レシート、ショップカード、名刺、Webサイトの埋め込み——これらはすべてそのまま使えます。QRとURLがどこから取得できるかは友だち追加QRコードはどこ?にまとめています。

気をつけるのは「相手側の見え方」

相手のトークリストでは、過去のやり取りの上にも新しい名前が表示されます。旧店名で登録した記憶しかない人からは「知らないアカウントからメッセージが来た」と見えることがあります。名前を大きく変える場合は、変更後の最初の配信で「◯◯は△△に店名が変わりました」と一言添えるだけで、ブロックを減らせます。ブロックが増えていないかの確認方法はブロック確認方法をご覧ください。

4. IDは変えられない

IDには2種類あり、どちらも後から変更することはできません

ベーシックIDプレミアムID
決まり方アカウント作成時に自動で割り当てられる希望の文字列を自分で指定して取得
「@」+ランダムな英数字「@」+指定した文字列(店名など)
費用無料有料
あとから変更できないできない(取得も一度きり)
使いどころそのままで支障はない口頭やチラシでIDを伝える場面が多い店

プレミアムIDは「覚えやすいIDにしたい」という目的で取得するものですが、取得後に文字列を変えることはできません。屋号が変わる可能性があるなら、確定してから取得してください。

ID検索より、QRとURLのほうが確実

そもそも、友だちを増やす手段としてID検索に頼る必要はほとんどありません。IDを手で入力してもらうより、QRを読んでもらうほうが完了率がはっきり高いからです。プレミアムIDを取ろうか迷っているなら、先にQRの設置場所を増やすほうが効きます。設置の考え方はLINE友だちの増やし方、増えないときの切り分けは友だちが増えない原因にまとめています。

5. どうしてもIDを変えたいとき——作り直しの判断

IDを変える方法は「新しいアカウントを作る」の一つだけです。そして、そのときに失うものがはっきりしています。

失うもの内容
友だち引き継げない。ゼロから集め直しになる
トーク履歴・対応履歴新アカウントには移らない
分析の蓄積過去の配信実績・ブロック率の推移がリセットされる
設置済みのQR・URL旧アカウントを指したままになる。すべて差し替えが必要
認証(取得済みの場合)新アカウントで申請し直す

この代償に見合う理由は、実際にはほとんどありません。判断の目安を挙げます。

状況作り直すか理由
店名だけ変わった(同じ店・同じ客層)作り直さない名前の変更で足りる。友だちを捨てる理由がない
移転したが商圏は同じ作り直さない既存のお客様に新住所を案内するほうが先
法人化・屋号変更作り直さない名前の変更と、認証済なら再審査で対応できる
IDが気に入らない作り直さないID検索は主要な導線ではない
業態が完全に変わり、客層も入れ替わる検討する既存の友だちに新業態の配信を送ると、ブロックが増える
店舗が増え、店ごとに分けたい店舗分は新規で作る1号店のアカウントはそのまま残す。判断は複数店舗の運用

作り直す場合でも、旧アカウントをすぐ削除しないでください。旧アカウントに残っている友だちへ「新しいアカウントはこちら」と案内する必要があり、削除するとその手段まで失います。移行の考え方はLINE公式アカウントの引き継ぎ、止めるときの順番は解約・退会・削除にまとめています。

6. 変えるついでに、名前の付け方を見直す

変更の手続きが必要なタイミングは、名前そのものを見直す数少ない機会でもあります。回数の制限があるぶん、次に変えられるのは当分先だと考えてください。

付け方向いている店
店名+地名◯◯(渋谷)同名の店が他地域にある。地名で探される
店名+業種◯◯ 美容室店名だけでは何屋か分からない
店名+店舗名◯◯ 本店/◯◯ 駅前店複数店舗をアカウントごとに分けている
店名のみ◯◯知名度があり、指名で検索される

避けたいのは略称・社内呼称だけにすることです。LINEアプリ内で検索されたときに見つからず、看板やレシートの表記とも一致しません。「お客様が口に出す呼び方」と「看板の表記」が違う場合は、看板の表記を優先してください。登録前に見られる画面全体の整え方はプロフィール設定にまとめています。

7. 名前を変えた日にやること

アカウント名を書き換えただけでは終わりません。旧店名は他の場所に残ります。同じ日に片付けてください。

直す場所放置するとどうなるか
1あいさつメッセージの文面新規登録者が最初に読む文章に旧店名が出る
2自動応答・営業時間外の応答の文面問い合わせの返事が旧店名で返る
3リッチメニューの画像に入れた店名画像内の文字は自動で変わらない。作り直しが必要
4予約中の配信・シナリオの本文変更後に旧店名の配信が自動で飛ぶ
5他媒体の表記(看板・Webサイト・地図サービス・名刺)LINEの表示名と一致せず、同じ店だと認識されない

いちばん見落とされるのが4の予約済み配信です。来週送る予定の配信に旧店名が入ったままだと、名前を変えた直後に旧店名の案内が届き、受け取った側は混乱します。予約配信の一覧を開いて確認してください。予約の確認と取り消しはLINEの予約配信のやり方、あいさつメッセージの文面はあいさつメッセージの例文、リッチメニューの作り直しはリッチメニューの作り方を参照してください。

なお、請求書・領収書の宛名は別管理です。アカウント名を変えても支払い情報の登録名は変わりません。確認の場所は領収書はどこ?にまとめています。

やりがちな失敗

失敗何が起きるかどうする
名前を変えると友だちが消えると思い込む旧店名のまま何年も運用し、看板と一致しない消えない。変えてよい
候補を何度も入れ替えて試す変更回数の上限に達し、当日中に戻せない紙で確定させてから1回で入れる
認証済アカウントで当日に変えようとする審査が終わらず、旧店名のまま開店日を迎える逆算して前倒しで申請する
QRコードを刷り直す不要な印刷費がかかるURLとQRは変わらない。そのまま使える
IDを変えたくてアカウントを作り直す友だち・履歴・分析をすべて失うID検索は主要導線ではない。名前の変更で足りる
プレミアムIDを屋号確定前に取得する取得後に変更できず、旧屋号のIDが残る名称が確定してから取得する
予約済みの配信を確認しない変更直後に旧店名の配信が自動で飛ぶ予約一覧を開いて本文を直す
変更を告知しない知らないアカウントと見なされブロックされる変更後の1通目で店名が変わったことを伝える

よくある質問

名前を変えたら友だちは減りますか

変更そのもので減ることはありません。ただし相手のトークリストの表示名が変わるため、大きく変える場合は変更後の最初の配信で一言添えるほうが安全です。

QRコードは作り直しですか

不要です。QRコードと友だち追加URLはIDに紐づいており、名前を変えても同じものが使えます。POPやショップカードはそのままで問題ありません。

変更はどのくらいで反映されますか

未認証アカウントであれば、保存後ほぼすぐに反映されます。認証済アカウントは審査があるため、日数がかかることがあります。端末側の表示更新に少し時間差が出ることもあります。

何回でも変えられますか

一定期間内の変更回数には制限があります。頻繁に変える運用は想定されていないため、確定してから変えるのが前提です。

IDだけ変えることはできますか

できません。ベーシックIDもプレミアムIDも、取得後の変更はできない仕様です。IDを変えるには新しいアカウントを作るしかなく、その場合友だちは引き継げません

店名を変えたら、認証はもう一度取り直しですか

アカウント自体を作り直さないのであれば、取り直しではなく名前の変更に対する審査になります。アカウントを新しく作った場合は、あらためて申請が必要です。

設定画面でアカウント名を書き換えられません

権限が不足している可能性が高いです。変更できるのは管理者権限を持つアカウントだけです。権限と管理者の追加方法で自分の権限を確認してください。

2店舗目を出すとき、名前だけ変えて使い回せますか

1つのアカウントを共有するか、店舗ごとに分けるかは別の判断になります。友だちを分けられない代わりに費用は1つ分で済むなど、どちらにも利点があります。複数店舗のLINE公式アカウント運用に判断軸をまとめています。

まとめ

  • アカウント名は変更できる。友だちもトーク履歴も消えない
  • QRコードと友だち追加URLは変わらない。POP・名刺の刷り直しは不要
  • 認証済アカウントの名前変更は審査の対象。開店日から逆算して前倒しで申請する
  • 一定期間内の変更回数に制限がある。紙で確定させてから1回で入れる
  • IDは変えられない。ベーシックIDもプレミアムIDも取得後の変更は不可
  • IDを変える=作り直し=友だちゼロから。見合う理由はほとんどない
  • 変更後はあいさつ・自動応答・リッチメニュー・予約済み配信・他媒体の5ヶ所を直す
  • 相手には知らないアカウントに見えることがある。変更後の1通目で告知する

LCALL(自社サービス・PR)は、LINE公式アカウントとつないで使う拡張ツールです。店名の表記そのものはLINE側の設定ですが、変更したあとに直すことになる文面——登録直後の案内や自動配信は配信・シナリオ、営業時間外の一次対応はAI自動応答で一覧から確認・編集できます。届いた問い合わせは受信箱にまとまり、誰からの連絡かは友だち・タグ管理で来店履歴と紐づきます。いずれもLite(月額9,800円)から標準搭載で、ログインするスタッフが複数必要な場合はStandard(月額14,800円・5人まで)が対象です。プランの内訳は料金ページ、店名変更にあわせた運用の見直しは無料相談で承ります。

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