LCALL機能
Lcallでリッチメニューを作る手順|画像・分割・タグ別出し分け
2026年7月16日 公開
リッチメニューは、LINEのトーク画面の下部に固定表示されるメニューです。配信と違って、開いた人には必ず見えます。この一等地に何を置くかで、予約や問い合わせの入りやすさが変わります。
Lcallでは「集客 → LINEリッチメニュー」から作ります。この記事では、サイズ・画像・アクション・出し分けの順に解説します。
この記事でわかること
- 載せる用件を絞る基準(多いほど押されなくなる理由)
- 大・小のサイズと分割テンプレートの選び方
- 画像の作り方(キャンバス幅2500px・文字を減らす理由)
- マスに割り当てる3種類のアクション
- メニューバーの文言(14文字)の決め方
- タグごとに違うメニューを出す方法
1. 載せる用件を絞る
最初にやることは、デザインではなく引き算です。マスの数だけ用件を用意すると、押されない項目が並びます。
| 業種 | 入れるべき3つ | 余裕があれば |
|---|---|---|
| 飲食店 | 予約/メニュー/アクセス | 本日のおすすめ・クーポン |
| 美容室・サロン | 予約/メニュー・料金/店舗情報 | スタッフ紹介・よくある質問 |
| 整体・クリニック | 予約/症状別の案内/アクセス | 初めての方へ |
| EC・通販 | ショップ/再購入/問い合わせ | 会員特典・配送状況 |
| スクール・塾 | 体験申込/コース案内/連絡 | 教室の様子・よくある質問 |
いちばん押される用件を左上に置いてください。人の視線は左上から動きます。予約を取りたい店で、予約が右下にあるのは損です。
2. サイズとテンプレートを選ぶ
| サイズ | 画面の占有 | 分割 | 向いている店 |
|---|---|---|---|
| 大 | トーク画面を広く覆う | 1/2/3/4/6分割 | 用件が多い、視認性を優先したい |
| 小 | 控えめ | 1/2/3分割 | 会話が主役。メニューは補助 |
分割は「大・6分割(2段×3列)」「大・3分割(横3列)」のように、行数×列数のテンプレートから選びます。選んだテンプレートのマスの数だけ、アクションを設定するという関係です。
3. 画像を作る
画像は幅2500pxのキャンバスを前提に作ります。高さはサイズによって変わり、大なら1686px、小なら843pxです。
| 作るときの原則 | 理由 |
|---|---|
| 文字は最小限(1マス2〜6文字) | スマホでは想像より小さく表示される |
| マスの境界を線や色で分かるようにする | どこが押せるのか分からないと押されない |
| アイコン+短い言葉の組み合わせ | 一瞬で用件が伝わる |
| 背景と文字のコントラストを強く | 屋外や暗い場所でも読める |
| 季節ごとに差し替える前提で作る | 作り込みすぎると更新できなくなる |
4. 各マスにアクションを割り当てる
| アクション | 動き | 使いどころ |
|---|---|---|
| リンクを開く | 指定したURLを開く | 予約ページ、メニュー、地図、電話発信 |
| 言葉を送る | タップした人の発言として決まった文が送信される | 「予約したい」「営業時間は?」=会話の入口 |
| なし | タップしても何も起きない | デザイン上の余白として使うマス |
「言葉を送る」を選ぶと、タップがそのまま会話の始まりになります。AI自動応答を設定していれば、そのまま一次対応まで自動で進みます。組み合わせ方はLcallでAI自動応答を設定する手順を参照してください。
リンク先は、押された数が分かる形にしておくと後の判断が楽になります。どのマスが効いているか分かれば、次の差し替えで配置を変えられます。
5. メニューバーの文言(14文字まで)
メニューが閉じているときにトーク画面下部へ表示される文言です。14文字までで、ここが「開くかどうか」を左右します。
| 文言 | 評価 |
|---|---|
| メニュー | 無難だが、開く理由にならない |
| ご予約・メニューはこちら | 用件が分かる。押される |
| 24時間予約OK | 価値が伝わる。おすすめ |
| タップしてください | 何があるか分からず、押されない |
6. タグで内容を出し分ける
リッチメニューは、既定メニュー(全員に表示)とタグ別メニューを作り分けられます。
| 対象 | 載せる内容 |
|---|---|
| 全員(既定) | 予約・メニュー・アクセス |
| 会員・リピーター | 次回予約・会員特典・ポイント |
| 法人・BtoB | 見積り依頼・担当者へ連絡 |
| 体験申込前の見込み客 | 体験申込・よくある質問 |
タグの付け方はLcallでタグ管理・セグメントを作る手順、配置の考え方はLINEリッチメニューの作り方|押される配置とタブの決め方にまとめています。
7. 反映と確認
設定を保存したら、LINEへ反映します。反映後は必ず自分のスマホで確認してください。
| 確認すること | 見落とすと |
|---|---|
| マスの境界とタップ位置が合っているか | 「メニュー」を押したのに「アクセス」が開く |
| 文字が潰れていないか | 実機では読めない |
| リンクが開くか | 404で信用を失う |
| メニューバーの文言が切れていないか | 途中で切れて意味が変わる |
8. 差し替えの運用(作りっぱなしにしない)
リッチメニューは一度作ると、次に触るのが1年後になりがちです。差し替える前提で運用してください。
| 時期 | 差し替える内容 | 作業 |
|---|---|---|
| 季節の変わり目(年4回) | 写真と1マスの訴求 | 画像だけ差し替え。配置は変えない |
| キャンペーン期間 | 1マスを期間限定の内容に | 終わったら必ず戻す |
| 予約が埋まっている時期 | 予約 → キャンセル待ちの案内へ | 取れない予約を案内しない |
| 年1回 | 押されていないマスを入れ替える | 数字を見て判断する |
画像だけを差し替え、マスの配置は変えないのが原則です。常連は位置で覚えています。位置が変わると、押し間違いと「使いにくくなった」という印象だけが残ります。
9. 期間限定の案内を載せるときの注意
リッチメニューは常に表示されるため、終わった案内が残ると悪目立ちします。「◯月末まで」と書いた画像が翌月も出ていると、店の情報全体が信用されなくなります。
| 載せ方 | リスク | おすすめ |
|---|---|---|
| 「8月31日まで」と画像に書く | 戻し忘れると古い情報が固定表示される | 期限は遷移先のページに書く |
| 「今だけ」とだけ書く | いつまでか分からず、急ぐ理由にならない | 遷移先で具体的な期限を伝える |
| 常設の用件を期間限定に差し替える | 予約導線が消えて、機会損失になる | 常設3つは残し、余りのマスで告知する |
キャンペーン自体の設計はLINE友だち限定キャンペーンの作り方を参照してください。
よくある失敗
| やりがちなこと | 起きること | 代わりにやること |
|---|---|---|
| 6マス全部を埋める | 選択肢が多く、結局どれも押されない | 3つに絞る。空きマスは「なし」で埋める |
| 予約を右下に置く | いちばん取りたい行動が視線から外れる | 最重要は左上 |
| 画像に文章を入れる | スマホで読めない | 1マス2〜6文字。説明は遷移先で |
| 作ったまま1年放置する | 季節外れの案内が固定表示され続ける | 差し替え前提のデザインにして季節ごとに更新 |
| 実機で確認しない | タップ位置のズレやリンク切れに気づけない | 反映後に必ず自分のスマホで全マスを押す |
まとめ
- リッチメニューは配信と違い、開いた人には必ず見える一等地
- 載せる用件は3つから。多いほど押されなくなる
- 最重要の用件は左上に置く
- 会話が主役の店は「小」サイズのほうが嫌がられにくい
- 画像は幅2500pxのキャンバス。文字は1マス2〜6文字
- 「言葉を送る」アクションは、AI自動応答と組み合わせると会話の入口になる
- メニューバーの文言14文字で「何ができるか」を伝える
- 反映後に自分のスマホで全マスを押して確認する
Lcall(自社サービス・PR)では、リッチメニューをテンプレートから作成し、タグ別の出し分けまで同じ画面で設定できます。タップから始まった会話は受信箱に届き、AI自動応答が一次対応、予約は予約システムで受けられます。出し分けの条件は友だち・タグ管理から。リッチメニュー・受信箱・予約・AI自動応答はLite(月額9,800円)から標準搭載です。プランの比較は料金ページ、設計のご相談は無料相談から。
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