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LINE友だち追加QRコードはどこ?URLの作り方と設置

2026年8月13日 公開

LINE公式アカウントを開設して最初にやることは、友だち追加の入口を配ることです。ところがこの工程は「QRコードを出して貼るだけ」と思われがちで、実際には刷り直しや、経路が分からなくなって後から取り返せない状態が頻繁に起きています。

QRコードと友だち追加URLは、同じ入口の見せ方が2つあるだけです。違いは中身ではなく「読む人が今どこにいるか」。紙を見ている人にはQRコード、スマホを見ている人にはURL——この一点を外すと、どれだけ掲示物を増やしても登録は増えません。

LINE公式アカウントの料金・仕様に関する記述は、2026年7月時点の公開情報にもとづく一般的な整理です。テンプレートの種類や画像サイズ、カード枚数の上限などは変更されることがあるため、最新の内容は必ずLINEヤフー社の公式サイトでご確認ください。なおLCALLは本メディアの運営元が提供する自社サービスです(PR)。

この記事でわかること

  • QRコードと友だち追加URLがどこにあるか(個人のLINEアプリではない)
  • 「友だち追加リンク」の正体と、個人のLINEのリンク・ID検索との違い
  • QRコードとURLの使い分け(判断は「紙かスマホか」の1問だけ)
  • 設置場所5種類ごとの注意点と、印刷で読み取れなくなる3つの条件
  • 1本のURLを使い回すと、経路が後から永久に分からなくなるという話
  • 読み取られてから登録が完了するまでに落ちる人を減らす受け皿
  • 掲示物ごとの効果を、枚数ではなく率で見る方法
  • よくある失敗8件

1. QRコードと友だち追加URLは、どこにあるか

最初につまずくのがここです。「LINEのQRコードが見つからない」と言われるとき、探している場所が違っていることがほとんどです。お店のQRコードは、スマホのLINEアプリ(個人のLINE)ではなく、LINE公式アカウントの管理画面にあります

探しがちな場所そこにあるもの店舗が使うもの
個人のLINEアプリ「マイQRコード」自分個人のアカウントのQR。個人として友だちになる✕ 使わない
LINE公式アカウントの管理画面お店のアカウントの友だち追加用QR・URL○ これを使う
トーク画面・プロフィール画面表示・共有はできるが、印刷用の画像は取り出しにくい△ 画像の入手には向かない

管理画面(LINE Official Account Manager)にログインすると、友だちを増やすための入口をまとめた案内(友だち追加ガイド)から、QRコードの画像とURLの両方を取得できます。スマホの公式アカウント用アプリからも同じものを扱えます。画面の名称や配置は変更されることがあるため、見つからないときは「友だち追加」という言葉が入っている項目を探してください。

「友だち追加リンク」とは何のことか

QRコードと並んで発行されるのが、タップすると友だち追加画面が開く友だち追加URLです。検索では「LINEのリンク」「友だち追加リンク」と呼ばれています。

  • 中身はQRコードと同じ入口。読み込ませるか、タップさせるかの違いだけです
  • 短く変換された形(lin.ee で始まるもの)で発行されることが多く、これはお店のアカウントを指す正規のリンクです
  • 個人のLINEのURLとは別物です。個人アカウントのリンクを店の案内に貼ると、店ではなく個人が友だちとして追加されます
  • ID検索用の「@から始まるID」も別物です。検索させる案内は入力ミスが起きやすいため、リンクかQRを使うほうが確実です(IDでの検索に対応できるかはアカウントの種別によって異なります。認証済アカウントとはを参照)

取得したら、QR画像とURLの両方を、印刷物の担当者とサイト担当者がすぐ取り出せる場所に置いておいてください。「入稿直前にQRの画像が見つからない」は開業準備でよく起きる足止めです。新規開店の場合、QRを載せるかどうかの締切は入稿日になります(新規オープン店のLINE集客)。

2. QRコードとURLは同じもの。違うのは「読む人の状況」

どちらも自分のLINE公式アカウントの友だち追加画面に飛ばすためのものです。管理画面からQRコードの画像と友だち追加URLの両方を取得できるので、まず両方を手元に持っておくのが出発点になります。片方しか用意していないと、後から「サイトに貼りたいのにQR画像しかない」といった手戻りが出ます。

読む人の状況使うもの理由
紙・看板を見ているQRコード手に持ったスマホのカメラで読める
スマホで画面を見ているURL(ボタン)その端末で自分の画面のQRは読み取れない
PCで画面を見ているQRコード+URL両方スマホで読むか、リンクを送るかを選ばせる

いちばん多い取りこぼしが、スマホで見ているページにQRコードの画像だけを置いている状態です。スマホでサイトを見ている人は、目の前のQRを読み取る手段がありません(もう1台スマホを持ってくるしかない)。ここは必ずタップできるボタンにします。逆に、店頭のポスターにURLの文字列だけを載せても、その場で手打ちする人はほとんどいません。

PCサイトは両方載せるのが安全です。PCで見ている人は「スマホで読む」か「自分宛てにリンクを送る」かのどちらかを選びます。片方だけだと、選べなかった側がそのまま離脱します。

3. 置く場所ごとに、正解が変わる

入口の数は多いほど良いのですが、置き方が場所ごとに違うことは意外と知られていません。

場所形式気をつけること
レジ横・カウンターQR(卓上POP)会計中は両手がふさがる。読み取る余裕があるのは「会計の直前」か「待ち時間」
テーブル・客席QR(卓上)手元の高さに置く。壁の高い位置に貼ると座ったまま読めない
レシート・納品書・同梱物QR(小さめ)持ち帰った後に読まれる。その場で読ませる前提の文言にしない
自社サイト・LPURL(ボタン)スマホからのアクセスが大半。QR画像は置かない
SNSプロフィール・メール署名URL貼れるリンクが1本だけの場合が多い。何のアカウントかを1行添える

印刷で読み取れなくなる3つの条件

刷ってから「読めない」と分かるのがいちばん痛い失敗です。原因はほぼこの3つに絞られます。

  1. 縮小しすぎ:チラシの隅に小さく入れると、カメラがピントを合わせられません。名刺サイズでも指の爪より大きく取ります
  2. 余白(周囲の白い部分)を削った:QRコードは周囲の余白まで含めて1つの図形です。デザイン上の都合で余白を詰めると、読み取り率がはっきり落ちます
  3. 写真や色の上に重ねた:背景に写真を敷いたり、色を反転させたりすると読めなくなることがあります。白地に黒が最も確実です

対策は単純で、実際に印刷する原寸のまま、複数のスマホで読み取ってから入稿することです。画面上のデータで読めても、紙で読めるとは限りません。新しい機種でだけ読めて古い機種で読めない、というケースもあるため、できれば機種の違う2台で試します。

4. 1本のURLを使い回すと、経路は二度と分からない

ここがこの記事で最も伝えたい部分です。

店頭のPOP、チラシ、サイト、Instagramのプロフィール——全部に同じQRコードを貼ると、登録は集まります。ただし「どこから登録されたのか」を後から見分ける方法が、一切なくなります。友だちが100人増えても、チラシが効いたのか店頭の声かけが効いたのかが分からないため、次にどこへお金と手間をかけるかを決められません。

しかも、これは後から追加で調べることができない種類の情報です。過去に登録した人がどの経路から来たかは、記録していなければ永久に失われます。だからこそ、貼る前に分けておく必要があります。

分け方できること向く場面
1本を使い回す登録の合計数だけ分かる入口が1ヶ所しかない場合のみ
経路ごとに登録URLを分ける掲示物ごとの登録数が分かる店頭・サイト・SNSなど複数の入口がある場合
経路ごとに分けて、その後の行動まで追う登録数に加えて、経路別の反応・来店・購入まで分かる広告費をかけている場合

最低限やるべきなのは真ん中の「経路ごとに分ける」です。掲示物の種類の数だけURLを用意する——これだけで、来月には「レジ横は月20人、チラシは月2人」といった事実が手元に残ります。数が出なかった掲示物は、置き場所が悪いのか、登録する理由が伝わっていないのかを切り分けて直します。

LCALL(自社サービス・PR)では、経路ごとの入口を友だち管理分散登録URLとして発行でき、登録した人がどのURLから来たかがそのまま記録されます。分散登録URLはLite(月額9,800円)から標準搭載です。広告を出していて、登録した後の購入・予約まで経路別に追いたい場合は、広告コード+CV計測(Pro/月額19,800円)が対象になります。プランごとの違いは料金ページにまとめています。有料広告で友だちを集める場合の費用の考え方はLINE友だち追加広告(CPF)とはで別途整理しています。

5. 読み取られてから登録されるまでに、人は落ちる

QRを読み取った人が全員登録するわけではありません。読み取った先に表示されるのは、アカウント名・写真・ひとこと(ステータスメッセージ)です。ここが空欄や初期設定のままだと、「本当にこの店のアカウントか」が確認できず、その場で戻られます

やることは3つだけです。

  • アカウント名を、店名で検索されたときの表記に合わせる(略称や社内呼称にしない)
  • 写真を店舗のロゴか外観にする(人物の写真は誰のアカウントか分かりにくい)
  • ひとことに「何が届くか」を書く(「クーポンと空席情報をお届けします」など)

そして登録が完了した直後、最初に届くのがあいさつメッセージです。ここが未設定だと、登録した瞬間に何も起きない=登録した意味が分からない状態になり、そのままブロックされます。文面の作り方はLINEあいさつメッセージの例文にまとめました。あわせてリッチメニューを設定しておくと、登録直後に「予約」「メニュー」などの行き先が見えるため、離脱が減ります。

順番としては、受け皿(プロフィール・あいさつ・リッチメニュー)を先に作ってから、QRを配り始めるのが正解です。逆にすると、いちばん関心の高い最初の来店客を空のアカウントで受けてしまいます。

6. 効果は「枚数」ではなく「率」で見る

掲示物を評価するとき、貼った枚数や友だちの総数を見ても改善につながりません。見るのは次の4つです。

見る数字意味低いときに疑うこと
経路別の登録数その掲示物が実際に集めた人数置き場所・大きさ・そもそも目に入っていない
来店客数に対する登録率来た人のうち何割が登録したか声かけの有無。POPだけでは登録されない
経路別のブロック率その入口から来た人の続き方特典目当ての登録。配信内容とのズレ
経路別の来店・購入登録が売上につながったか登録後の配信設計(入口の問題ではない)

とくに経路別のブロック率は見落とされがちです。「1回きりの割引」で集めた入口は登録数だけ多く、特典を使った直後にまとめてブロックされます。数だけを見ていると、いちばん筋の悪い掲示物がいちばん優秀に見えてしまいます。ブロック率の分母の取り方はLINEの友だちが減る|ブロック率の見方で詳しく扱っています。全体の数字の見方はLINE運用で見るべき数字7つもあわせてご覧ください。

確認は月1回・15分で十分です。毎日見ても掲示物は動きません。

7. よくある失敗

失敗何が起きるか直し方
スマホ向けページにQR画像を置く読み取る手段がなく、その場で離脱するタップできるボタン(URL)に置き換える
全部の掲示物で同じURLを使うどこから来たか永久に分からない掲示物の種類ごとにURLを分ける
QRを小さく・余白なしで印刷した刷り直しになる原寸で複数のスマホで読み取ってから入稿
受け皿を作る前にQRを配った最初の登録者を空のアカウントで受けるプロフィール・あいさつ・リッチメニューを先に
「LINEやってます」としか書いていない登録する理由が伝わらない何が届くかを1行で書く(空席・クーポン・予約)
POPを置いただけで声をかけない店頭の登録率が伸びない会計時のひと声を運用として決める
登録数だけで掲示物を評価するブロックされやすい入口を優秀と誤認する経路別のブロック率と来店まで見る
QRを貼り替えるたびに作り直す古い掲示物のQRが切れる発行したURLは記録して使い回さず、廃止時だけ止める

まとめ

友だち追加の入口づくりは、「紙にはQR、画面にはURL」「掲示物ごとにURLを分ける」「受け皿を先に作る」の3点で、ほとんどの失敗を避けられます。とくにURLを分けるかどうかは、後から取り返しがつかない唯一の判断です。今1本しか使っていないなら、次に刷るタイミングで分けるところから始めてください。

登録を増やす導線と特典の設計そのものはLINE友だちの増やし方、増えない原因の切り分けは友だちが増えない4つの原因に分けてまとめています。業種別では飲食店のLINE集客アイデアECサイトで友だちを増やす方法が近い内容です。これから開店する場合は新規オープン店のLINE集客に、開業前後でやる順番をまとめています。

LCALL(自社サービス・PR)では、経路別の分散登録URLの発行、登録直後に自動で流れるシナリオ配信、届いたやり取りをまとめる受信箱を同じ画面で扱えます。自店の掲示物をどう分けるかのご相談は無料相談から承ります。

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