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LINE公式アカウントのブロック確認方法|誰かは特定できる?

2026年8月25日 公開

配信のあとで友だちの数字が動くと、まず気になるのが「ブロックされたのではないか」です。そして次に出てくるのが「誰にブロックされたか知りたい」という疑問。先に結論を書くと、LINE公式アカウントの標準機能で分かるのはブロックされた「人数」だけで、「誰か」は分かりません。この記事では、その前提のうえで管理画面のどこを見るのか、数字をどう読むのか、そして「誰か」の代わりに何を見れば手が打てるのかを順番に整理します。

LINE公式アカウントの料金・仕様に関する記述は、2026年8月時点の公開情報にもとづく一般的な整理です。画面の名称や指標の定義、絞り込み配信の条件などは変更されることがあるため、最新の内容は必ずLINEヤフー社の公式サイトでご確認ください。なおLCALLは本メディアの運営元が提供する自社サービスです(PR)。

この記事でわかること

  • 標準機能で分かること・分からないことの線引き
  • 管理画面のどこを開けばブロック数が出るか
  • 友だち追加数・ブロック数・ターゲットリーチの関係(引き算が合わない理由)
  • ブロック率の出し方と、比べる相手
  • ブロック中の相手に何が届かないか、通数は消費されるのか
  • 「誰か」ではなく「いつ増えたか」から原因を突き止める手順

結論:分かるのは人数、分からないのは相手

知りたいこと標準機能で補足
今、何人にブロックされているか分かる分析画面にブロック数が出る
いつ増えたか(おおまかに)分かる前日・7日前・30日前との比較が並ぶ
誰にブロックされたか分からない名前もIDも表示されない
どの配信が原因か直接は分からない増えた日と配信履歴を自分で突き合わせる
ブロックされたことの通知来ない相手にも「ブロックした」通知は行かない

「誰か」が出ないのは不便に見えますが、これは利用者側のプライバシーを守る仕様です。裏を返すと、個人を特定して追いかける運用は最初から想定されていないということでもあります。見るべきは個人ではなく、数字の動き方のほうです。

管理画面のどこを見るか

手順はシンプルです。

  1. LINE公式アカウントの管理画面にログインする
  2. 左側のメニューから「分析」を開く
  3. 分析の中の「友だち」を選ぶ

この画面に、友だち追加数・ターゲットリーチ・ブロック数が並びます。それぞれ現在の数だけでなく、前日・7日前・30日前と比べた数字も表示されるため、「いつ動いたか」の当たりをここで付けられます。

なお、1対1のトーク(チャット)画面で相手の表示が変わることはありません。トーク一覧を眺めてブロックした人を探そうとしても、そこには何も出てきません。探す場所は分析画面だけだと覚えておくと、無駄な時間を使わずに済みます。

3つの数字の関係を先に押さえる

ここを勘違いしたまま数字を見ている人が非常に多いところです。

数字意味注意点
友だち追加数これまでに追加された累計に近い数ブロックされても減らない。相手がLINEを退会しても減らない
ブロック数現在ブロックされている数相手がブロックを解除すると減る。再度されれば増える
ターゲットリーチ配信の対象になる人数実務で母数にすべきはこの数字

そして最大の落とし穴がこれです。「友だち追加数 − ブロック数」は、ターゲットリーチと一致しません。

ターゲットリーチは、友だち追加数からブロック数を引き、さらに属性(年代・性別・地域などのみなし判定)が付けられない人を除いた数とされています。機種変更のときに引き継ぎがされなかったアカウントなど、判定できないケースが一定数あるためです。

したがって、引き算が合わないこと自体は異常ではありません。「合わない=どこかで友だちが消えている」と早合点して原因探しを始めないでください。ここで消耗している時間が、いちばんもったいない時間です。

各指標の役割をまとめて確認したい場合は、LINE運用で見るべき数字7つに見る順番つきで整理しています。

ブロック率の出し方と、比べる相手

数を眺めるだけでは判断できないので、率にします。

ブロック率 = ブロック数 ÷ 友だち追加数

問題は、この率を何と比べるかです。よく「一般的な水準は何%か」を探しがちですが、ブロック率は業種・友だちの集め方・配信頻度で大きく変わるため、外の平均値と比べてもほとんど判断材料になりません。

比べるべきは自分のアカウントの過去です。

  • 先月と今月:じわじわ上がっているなら、配信の頻度か内容が合っていない
  • ある1週間だけ跳ねている:その週の特定の配信が原因である可能性が高い
  • 友だちが増えた直後だけ跳ねる:集め方(特典目当ての登録)に原因がある

この3つは打ち手がまったく違います。どのパターンに当てはまるかを先に決めてから対策に進んでください。パターン別の止め方はLINEの友だちが減る4パターンで詳しく扱っています。

ブロックされると、何が起きるのか

項目ブロック中はどうなるか
一斉配信届かない。配信対象から外れる
メッセージ通数消費されない。届かない相手には課金されない
1対1のトークこちらから送っても届かない
あいさつメッセージ・自動応答相手からの送信自体が届かないため、反応も返らない
ブロック解除後ブロック中に送ったぶんはさかのぼって届かない
過去のトーク履歴解除すればトークルームは残っている状態で再開できる

費用の観点で覚えておきたいのは2行目です。ブロックされている人には配信されず、通数も消費されません。友だち追加数が1,000でブロックが200なら、1回の一斉配信で消費するのは最大800通ぶん、という数え方になります。プランの無料通数を計算するときに友だち追加数で見積もると、実態より多く見積もることになります。詳しい数え方はLINEメッセージの「1通」の数え方にまとめています。

つまりブロックは「今月の請求」をすぐ痛めるものではありません。痛むのは、届く相手が減っていくこと自体です。友だちを増やす費用をかけながら、届く先が細っていく状態が続くのがいちばん高くつきます。

「誰か」の代わりに「いつ」を見る

相手が分からない以上、原因はタイミングから逆算します。手順は4つです。

① 増えた期間を絞る

分析画面の前日・7日前・30日前の比較から、どのあたりで増えたかを絞ります。日単位で完全に特定できなくても、「先週のどこか」まで絞れれば十分です。

② その期間の配信履歴を並べる

配信した日・時間帯・内容・通数を書き出します。ここで見るのは中身だけではありません。何通送ったか、何時に送ったかが原因であることのほうが多いからです。深夜や早朝の通知、3日連続の配信は、内容が良くても外されます。適切な間隔は配信の頻度と時間帯に業種別で整理しています。

③ 友だちを集めた経路を確認する

ブロックが増えた時期の直前に、友だちが大きく増えていないかを見ます。特典だけを目的にした登録が一度に入ると、受け取った直後にまとめて外されます。この場合に直すのは配信ではなく集め方です。友だちが増えないときの打ち手で、経路ごとの質の違いに触れています。

④ 直すのは1つだけ

頻度・時間帯・内容・集め方を同時に変えると、翌月の数字が動いても何が効いたのか分かりません。1ヶ月に変えるのは1つと決めておくと、3ヶ月後には確実に原因が分かります。

個別に把握したいときはどうするか

「解約の予兆として、誰が離れたかを知りたい」という要望自体は自然なものです。標準機能では扱えませんが、外部の管理ツール(拡張ツール)を使うと、友だち一人ひとりの状態を自分側のデータとして持てるため、離脱を一覧で確認できるものがあります。

仕組みは単純で、友だちが離れたときにLINE側から通知される情報を受け取り、自分のデータベース上でその人の状態を更新しているだけです。つまり「LINEが教えてくれる」のではなく「自分で記録しておく」という考え方になります。

ただし、ここは目的を先に決めてください。離脱した個人を追いかけても、たいてい戻ってきません。個別に見る価値があるのは、次のような場合です。

  • 1件あたりの取引額が大きく、離脱の理由を営業側で拾いに行ける(不動産・リフォーム・BtoBなど)
  • 予約や購入の履歴と突き合わせて、離れる直前の共通パターンを探したい
  • スタッフが個別対応している相手が離れたことに気づきたい

そうでない業態では、個別に追うより残っている人への出し分けを整えるほうが効きます。関係のない案内を減らすだけでブロックは目に見えて減ります。やり方はセグメント配信の作り方に、絞り込みに使う情報と「送らない相手を外す」使い方をまとめています。

確認したあとにやること

状況先にやること
じわじわ増えている配信頻度を落とし、内容を「お知らせ」から「相手の得」に寄せる
特定の週だけ跳ねたその配信を保存し、二度と同じ型を使わない。文面のNG例を確認する
登録直後に外されるあいさつメッセージを見直す。何が届くアカウントなのかを最初に伝える
そもそも数字を見ていない月1回、分析画面を開く日を決める。15分で足りる

とくに3行目は効きます。登録直後は、まだ「このアカウントは自分に必要か」を判断している最中です。ここで期待値がずれると、初回の配信でそのまま外されます。あいさつメッセージの例文に業種別の型を、ブロックされない配信の作り方に登録直後1通目の考え方を置いています。

よくある質問

ブロックしたことは、相手に伝わりますか?

伝わりません。逆に、こちらが相手からブロックされたことも通知されません。分かるのは分析画面の人数だけです。

ブロック数が減ることはありますか?

あります。相手がブロックを解除すると減ります。配信を止めた月に少し減ることがあるのは、このためです。

ブロックされた人に、もう一度届けることはできますか?

LINE公式アカウント側からは届きません。再登録してもらう以外の方法はなく、そのためには別の接点(店頭・メール・SNSなど)が必要です。LINEだけに接点を集約しないほうがよいのは、この一点があるからです。

ターゲットリーチが少なくて絞り込み配信ができません

絞り込み(属性を使った配信)は、対象が一定の人数以上でないと利用できない仕様があります。人数が足りないうちは全員配信で運用し、代わりに自分で付けたタグで出し分けるほうが現実的です。タグの持ち方はLINEでの顧客管理で扱っています。

ブロック率は何%までなら問題ないですか?

単一の目安はありません。業種・集め方・配信頻度で前提が違いすぎるためです。判断は他社の水準ではなく、自分のアカウントの前月比で行ってください。上がっていなければ、今の運用は保てています。

まとめ

  • 標準機能で分かるのはブロックされた「人数」だけ。「誰か」は分からない
  • 見る場所は管理画面の「分析」→「友だち」。トーク画面を探しても出ない
  • 友だち追加数はブロックされても減らない。母数にすべきはターゲットリーチ
  • 「友だち追加数 − ブロック数」がターゲットリーチと一致しないのは正常
  • ブロック中の相手には配信されず、通数も消費されない
  • ブロック解除後も、ブロック中に送ったぶんはさかのぼって届かない
  • ブロック率は外の平均ではなく、自分の先月と比べる
  • 原因は「誰か」ではなく「いつ増えたか」から、配信履歴と集め方を突き合わせて絞る
  • 直すのは1ヶ月に1つだけ。同時に変えると何が効いたか分からない

LCALL(自社サービス・PR)では、友だち一人ひとりの状態を自分側の顧客データとして保持するため、離れた相手を友だち管理の画面で確認でき、対応中の相手であれば受信箱にも状態が表示されます。関係のない案内を減らすためのタグ付けと出し分け、間が空いた相手への再来店・掘り起こし、登録直後のシナリオ配信まで、Lite(月額9,800円)から標準搭載です。プランの比較は料金ページから、運用の設計は無料相談で承ります。

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