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LINE配信の頻度と時間帯|週何回・何時に送ればいいか

2026年7月17日 公開

「LINEって週に何回送ればいいですか」——最も多い質問です。答えを先に言うと、すべての店に当てはまる正解の回数はありません。ただし、決め方の順番は共通しています。目安から出発して、自店の数字で上書きする。この記事では、その手順を具体的にまとめます。

配信は多すぎるとブロックされ、少なすぎると忘れられます。厄介なのは、どちらも「反応が悪い」という同じ見え方をすることです。どちらに寄っているかを見分けられないまま回数だけ調整しても、改善しません。

LINE公式アカウントの料金・仕様に関する記述は、2026年8月時点の公開情報にもとづく一般的な整理です。プランや管理画面で取得できる指標は変更されることがあるため、最新の内容は必ずLINEヤフー社の公式サイトでご確認ください。なおLCALLは本メディアの運営元が提供する自社サービスです(PR)。

この記事でわかること

  • 業種別の頻度・時間帯の目安(出発点として使う表)
  • 頻度を「回数」ではなくネタの数から逆算する考え方
  • 多すぎるサインと、少なすぎるサインの見分け方
  • 客層別の時間帯・曜日の決め方
  • 3ヶ月で自店の正解にたどり着く手順

まず目安から。ただしこれは出発点

タイプ頻度の目安向く時間帯の例理由
飲食・小売週1〜2回11時前後/16〜18時来店周期が短く、その日の行動に直結する
美容室・ネイル月2〜4回12時台/20〜22時来店周期が1〜3ヶ月。多すぎると読まれない
整体・整骨院月2〜4回午前/夕方通院期と維持期で必要な連絡の量が違う
EC(消耗品)週1回程度20〜22時買い直しの周期に合わせるほど効く
クリニック・士業月1〜2回平日の日中販促ではなく案内が主。多いと不信につながる
BtoB月1〜2回平日10時/14時業務時間内でないと開かれない
一般的な目安です。最初の1ヶ月をこれで固定し、以降は自店の数字で上書きしてください。

この表の使い方は1つだけ、最初の1ヶ月を固定して基準を作ることです。基準がないまま毎月やり方を変えると、何が効いたのか永遠に分かりません。

頻度は「回数」でなく、ネタが尽きない範囲で決める

いちばん多い失敗が、先に回数を決めることです。「週2回送る」と決めた店は、3週目あたりで話題が尽きます。それでも回数を守ろうとするので、「本日も営業しております」のような、相手にとって何の意味もない配信が生まれます。これがブロックの主因です。

順番を逆にしてください。1ヶ月に用意できる「相手にとって意味のある話題」の本数を数え、それが頻度の上限になります。月に4本しか作れないなら、週1回が正解です。無理に週2回に増やした瞬間、配信の平均的な価値が半分に下がります。

もう1つ守るとよい比率が、売り込み1回につき、売り込みでない配信を2回です。案内・お知らせ・使い方のコツ・スタッフの話など、読んで損のない内容を挟むと、同じ頻度でもブロックされにくくなります。何を配信するかで詰まったときはLINEで何を配信すればいい?|配信ネタの作り方に1ヶ月分の型をまとめています。

多すぎるサインと、少なすぎるサイン

回数を調整する前に、いま自分がどちらに寄っているかを判定します。

現れ方直し方
多すぎ配信の翌日にブロックが跳ねる/回を追うごとにクリック率が下がる/内容が薄い回が増えている回数を減らし、減らした分を1回の質に回す
少なすぎ久しぶりの配信でブロックが跳ねる(誰だっけ、になっている)/来店周期が延びている/新しい友だちの反応だけ良い頻度を上げる前に、まず登録直後の自動配信を作る

意外に思われるのが「少なすぎ」側です。2ヶ月ぶりの配信は、週1回の配信よりブロックされます。相手はもう登録した記憶がなく、突然届いた宣伝として扱うからです。ブロックが怖くて配信を止めるのは、次の1通をさらに危険にする行為で、いちばん避けたい選択になります。

跳ねたブロックの原因をどう切り分けるかはLINEの友だちが減る|ブロック率の見方と原因の切り分け、配信内容そのものの直し方はブロックされない配信のコツにまとめています。

時間帯は「相手がスマホを見ている時間」から決める

時間帯は、店の都合ではなく客層の生活リズムで決まります。営業中の手が空いた時間に送るのが、いちばんありがちで、いちばん惜しい失敗です。

客層届きやすい時間避ける時間
主婦・在宅層平日10〜11時/14〜15時登園・登校前の朝、夕食の準備時間
会社員7〜8時(通勤)/12時台/20〜22時始業直後、会議の多い午後
学生放課後16〜18時/21時以降授業中の日中
飲食の当日集客ランチは10〜11時/ディナーは16〜18時ピーク中(もう決まっている)
BtoB平日10時/14時月曜の午前、金曜の夕方、休日

共通のルールが2つあります。深夜・早朝には送らないこと(通知音で起こすと内容に関係なくブロックされます)、そして予約送信を使うことです。手が空いたときに送る運用にすると、時間帯が毎回ばらついて比較ができなくなります。

曜日も効きます。飲食や小売なら週末需要の前(木・金)、サロンなら週明けの予定を立てる日曜夜〜月曜が動きやすい傾向です。逆に月曜の朝は、溜まった通知に埋もれて流されます。

3ヶ月で自店の正解を出す

目安はあくまで他人の数字です。自店の正解は、3ヶ月あれば出せます。

時期やること見る数字
1ヶ月目目安どおりの頻度・時間で固定する。途中で変えないクリック数÷到達数の平均、配信翌日のブロック数
2ヶ月目時間帯だけを変える(頻度と内容は据え置き)同上。1ヶ月目と比べる
3ヶ月目頻度だけを変える(時間帯は2ヶ月目の勝ち方に固定)同上。ブロックの増え方も併せて見る

鉄則は「1ヶ月に変えるのは1ヶ所だけ」です。頻度と時間と文面を同時に変えると、翌月の数字が動いても原因が分かりません。急がば回れで、3ヶ月かけたほうが結果的に速く正解に着きます。

なお、LINE公式アカウントにはメールのような開封率に相当する指標がありません。判断の主軸はクリック数と到達数になります。分母を友だち総数にすると実力より低く出るので注意してください。指標の詳細はLINE運用で見るべき数字7つ、クリックが伸びないときの打ち手は開封率・クリック率を上げる方法、そもそも反応が無いときの切り分けはLINE配信の反応がないにまとめています。

頻度を上げたいなら、全員に同じ回数を送らない

ここが本題かもしれません。頻度の問題の多くは、実は「全員に同じ内容を送っている」ことが原因です。関係のない案内は1通でも多すぎで、関係のある案内は週2回でも歓迎されます。

やることは、相手を分けて頻度を変えるだけです。

  • よく反応する人——頻度を上げてよい。新商品や先行案内を回す
  • 登録して間もない人——一斉配信ではなく、登録日を起点にした自動配信で個別に届ける
  • 反応がない人——一斉配信の頻度を下げる。無理に当てるとブロックされる
  • しばらく来ていない人——通常配信とは別枠で扱う。設計は休眠顧客の掘り起こしにまとめました

分けるための材料(タグ)が溜まっていないと出し分けはできません。やり方はLINEセグメント配信LINEの顧客管理のやり方を参照してください。通数の消費は配信した人数ぶんなので、対象を絞ると費用も同時に下がります。数え方は「1通」の数え方にあります。

やりがちな失敗

失敗何が起きるか直し方
回数を先に決めるネタが尽き、中身のない配信でブロックされる用意できるネタの本数から頻度を決める
ブロックが怖くて配信を止める忘れられ、久しぶりの1通でさらにブロックされる頻度を下げても止めない。月1回は残す
手が空いた時間に送る時間帯が毎回ばらつき、比較できない予約送信で時間を固定する
頻度・時間・文面を同時に変える数字が動いても原因が特定できない1ヶ月に変えるのは1ヶ所だけ
毎回売り込みを送る開かれなくなり、次の販促が届かない売り込み1回につき非売り込み2回
全員に同じ頻度で送る関心のない人にとっては1通でも多すぎる反応・属性で分けて頻度を変える
深夜や早朝に送る通知音で起こし、内容に関係なくブロックされる営業時間内〜22時までに収める
クリック率の分母を友だち総数にする実力より低く出て、誤った判断をする分母は到達数にする

まとめ

  • 万能の回数はない。目安で1ヶ月固定して基準を作るところから始める
  • 頻度は回数から決めない。用意できるネタの本数が上限
  • 売り込み1回につき、売り込みでない配信を2回挟む
  • 多すぎと少なすぎは同じ「反応が悪い」に見える。翌日のブロック数で見分ける
  • 久しぶりの配信は、頻繁な配信よりブロックされる。怖くても止めない
  • 時間帯は客層の生活リズムから。予約送信で固定して比較できるようにする
  • 3ヶ月で決める。1ヶ月に変えるのは1ヶ所だけ
  • 頻度の悩みの多くは出し分けをしていないことが原因

LCALL(自社サービス・PR)は、配信の予約送信、タグで対象を絞った出し分け、登録日や最終来店日を起点にした自動配信(シナリオ配信)に標準で対応しています。配信ごとのクリック数も管理画面で確認できるので、時間帯や頻度を変えたときの差を月単位で比べられます。届いた返信は受信箱にまとまるため、配信のたびに問い合わせが散らばることもありません。配信・シナリオ・受信箱Lite(月額9,800円)から標準搭載です。プランの違いは料金ページから確認できます。配信の形式で反応を上げる方法はリッチメッセージ・カードタイプの作り方、配信計画づくりのご相談は無料相談で承ります。

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