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LINE配信の反応がない|読まれない・押されない原因の切り分け方

2026年7月28日 公開

「配信しても反応がない」。この状態で内容だけを変えても、たいてい改善しません。文面を作り直して次も反応がなく、また作り直して……を繰り返すうちに、配信そのものをやめてしまう。よくある行き止まりです。

反応がないという症状は1つでも、原因は「届いていない」「開かれていない」「開いたが押されていない」の3つに分かれます。直す場所はそれぞれ違うので、どこで落ちているかを先に特定するのが正しい進め方です。この記事では、落ちている段階の見つけ方から、段階ごとの直し方、配信前の点検までを順に扱います。

LINE公式アカウントの料金・仕様に関する記述は、2026年7月時点の公開情報にもとづく一般的な整理です。最新の内容は必ずLINEヤフー社の公式サイトでご確認ください。なおLCALLは本メディアの運営元が提供する自社サービスです(PR)。

この記事でわかること

  • 反応がない原因を3段階(届く・開く・押す)に分けて特定する方法
  • それぞれの段階で確認する数字と、「落ちている」と判断する目安
  • 他店の平均ではなく、自分のアカウントの基準値を作る方法
  • 開かれる冒頭文の型
  • 押されるリンクの置き方
  • 対象そのものを疑うべきサインと、宛先を絞るときの手順
  • 配信ボタンを押す前の10項目チェック

反応は3段階に分かれる

段階落ちている場合の原因直す場所
① 届くブロックされている/配信対象が狭すぎる登録直後の期待値合わせ・配信頻度
② 開かれる冒頭の一文が弱い/配信時間が悪い/頻度で飽きられている1行目の書き方
③ 押される行き先が不明/メリットが不明/選択肢が多すぎるリンクの文言と本数
症状は同じ「反応がない」でも、直す場所は3つとも違う

たとえば開封はされているのにクリックがないなら、読まれてはいるので冒頭を直す必要はありません。直すべきは③です。この切り分けをせずに全部作り直すと、うまくいっていた部分まで壊します。

どこで落ちているかを見つける手順

感覚ではなく、直近の配信を並べて数えます。5分で終わります。

順番やること分かること
1直近5本の配信について、届いた数・開かれた数・押された数を書き出す自分のアカウントの現状
25本それぞれの「開かれた数 ÷ 届いた数」を出す②で落ちているかどうか
35本それぞれの「押された数 ÷ 開かれた数」を出す③で落ちているかどうか
45本の中央値(真ん中の値)を、それぞれの基準値とする次から比べる相手
5基準値を大きく下回った配信だけを取り出す調べるべき配信
平均ではなく中央値を使う。1本だけ跳ねた配信に基準を引きずられないため

他店の平均と比べても意味がない

「開封率は何%あればいいですか」とよく聞かれますが、業種・友だちの集め方・配信頻度が違えば、比べられる数字ではありません。無料の特典で集めた1,000人と、来店したお客様だけの200人では、同じ数字にはなりません。

意味があるのは自分のアカウントの過去との比較だけです。上の手順4で作った中央値を基準にして、「先月より下がったか」で判断してください。何を数字として見るかはLINE運用で見るべき数字7つにまとめています。

① 届いていない

友だち数に対して届いた数が明らかに少ないなら、ブロックが進んでいます。友だちが減る・ブロックされるを先に読んでください。

ここで多い勘違いが、「反応がないから配信を減らそう」という判断です。逆効果になります。間隔が空くほど、久しぶりの1通が「売り込みだけ来た」と受け取られ、そこでまとめてブロックされます。減らすべきは回数ではなく、関係のない人に送っている分です。ブロックされにくい配信の作り方は登録直後と1通の型にまとめました。

② 開かれていない

冒頭の一文がすべて

スマホの通知に表示されるのは最初の一行だけです。ここで開くかどうかが決まります。本文をどれだけ推敲しても、1行目が弱ければ読まれません。

冒頭文開かれ方理由
「いつもご利用ありがとうございます。◯◯店です」開かれにくい誰にでも送っている挨拶だと分かる
「新商品のお知らせ」開かれにくい自分に関係あるかどうかが判断できない
「【明日まで】20%オフのご案内です」開かれる期限と内容が1行で分かる
「今週末、18時台に2席だけ空きました」開かれる具体的で、自分に関係する情報だと分かる
「お待たせしました。◯◯が再入荷しました」開かれる待っていた人にだけ強く効く
「◯◯さん、前回から3ヶ月が経ちました」開かれる自分宛だと分かる
「【重要】お知らせ」一度は開かれるただし中身が重要でないと、次から開かれなくなる
挨拶から始めない。1行目に用件を置く。挨拶は本文の中に入れれば十分

「【重要】」のような強い言葉は、中身が伴わないと1回で使い切りになります。次から通知を見ただけで無視されるようになり、開封率が戻らなくなります。

配信時間と頻度

通勤中・昼休み・帰宅後など、スマホを見る時間に合わせます。ただし時間帯だけで大きく変わることはありません。まず冒頭文と宛先を直し、その後の微調整として時間を試してください。業種別の目安は頻度・時間の記事にあります。

そもそも送る内容がない場合

「何を送ればいいか分からないので、とりあえず挨拶と近況を送っている」。この状態だと、冒頭文をいくら整えても開かれません。読む理由がない配信は、書き方の問題ではないからです。何を送るかの決め方は配信ネタの作り方と1ヶ月カレンダーの型にまとめました。

③ 押されていない

「押した先で何が起きるか」を書く

「詳しくはこちら」は何が起きるか分かりません。「空き枠を見る」「クーポンを受け取る」「予約する」のように、行き先と結果を書いてください。

やり方結果
リンクを1つだけにする押される。迷いが生まれない
リンクを2つ以上入れるどちらも押されないことが多い
「詳しくはこちら」とだけ書く先に何があるか分からず押されない
「土曜14時の空きを見る」と書く押した先が想像できるので押される
本文の最後にだけ置く読み切った人しか押せない
用件のすぐ後に置く興味が最大の瞬間に押せる
押した先が想像できるかどうかで、クリック率は変わる

選択肢を1つに絞る

1回の配信にリンクが3つあると、どれも押されません。1配信=1メッセージ=1リンク。伝えたいことが3つあるなら、3回に分けるか、優先度の高い1つだけにします。

どうしても複数の行き先を見せたい場合は、テキストにリンクを並べるのではなく、カードタイプメッセージのように「選ぶ画面」として見せる形にしてください。並んだURLは、読み手にとっては選択肢ではなく作業です。

すぐ動ける状態にする

「お電話ください」は、その場で行動できません。LINEから直接予約まで完結できるようにすると、思いついた瞬間に押してもらえます。押してから完了までの手数が1つ増えるごとに、そこで人は落ちます。

それでも反応がないとき:対象を疑う

ここまでやって変わらないなら、内容ではなく相手が合っていません。

全員に同じ配信を送っている限り、誰かにとっては必ず「関係ない情報」です。来店履歴・興味・登録経路でタグを分け、それぞれに合う内容を送ると、同じ文面でも反応が変わります。

実際、対象を半分に絞ると反応率が上がり、通数(=費用)も半分になることが多くあります。届く人が減っても、届いた人の反応が上がれば、来店数はむしろ増えます。通数の数え方を踏まえると、絞ることは費用面でも有利です。

最初に作る3つの分け方

分け方送る内容が変わる理由作り方
来店したことがある/まだ無い初回向けの特典と、再来店向けの案内はまったく別物初回来店時にタグを付ける
直近3ヶ月に反応があった/無い反応のない層に売り込むとブロックが増えるクリックや来店の記録で分ける
登録経路(店頭/広告/紹介)期待している内容が経路ごとに違う経路別のQR・URLを分けて設置する
3つ全部を一度に作らない。まず1つ目だけで、送り分けを1本試す

絞り込みの手順そのものはセグメント配信のやり方に、開封率・クリック率の数え方は開封率とクリック率の記事にまとめています。

配信を1本だけ作り直してみる

全部を直そうとせず、次の1本だけを型に沿って作ってみてください。違いがすぐ分かります。

要素直す前直した後
宛先友だち全員直近3ヶ月に反応があった人
1行目「いつもありがとうございます」「今週末、18時台に2席空きました」
本文3段落の説明2文だけ
リンク2つ(予約とメニュー)1つ(予約のみ)
締め「ご来店お待ちしております」「ご予約はこのまま返信でどうぞ」
同じ商材でも、この5点を変えるだけで反応は変わる

配信ボタンを押す前の10項目チェック

  • 1行目に用件が入っている(挨拶から始まっていない)
  • 1行目だけを読んで、自分に関係あるかどうかが判断できる
  • リンクは1つだけになっている
  • リンクの文言に、押した先で何が起きるかが書いてある
  • リンクが本文の最後ではなく、用件のすぐ後にある
  • 宛先が「全員」以外になっている(絞る理由が説明できる)
  • この配信を受け取って困る人が、宛先に入っていない
  • スマホの実機で、自分宛にテスト送信して見え方を確認した
  • 返信が来たときに、誰がいつ返すか決まっている
  • この配信で何が起きたら成功か、数字で決めてある

最後の項目が抜けている配信が、いちばん多くあります。「予約が3件入れば成功」と先に決めておくと、次の配信で何を変えるかが自動的に決まります。

よくある質問

開封率が表示されません

宛先を絞った配信では、開封数を取得できない仕組みになっています。絞った配信の効果は、予約数やクーポンの消込数で判断してください。詳しくはLINE配信の開封率とクリック率にまとめています。

配信の時間帯を変えれば反応は上がりますか

多少は変わりますが、時間帯だけで大きく変わることはありません。先に宛先と冒頭文を見直してください。

画像を入れると反応は上がりますか

用件によります。空き状況や営業時間の変更は、テキストのほうが速く伝わります。画像が効くのは見せることに意味がある商品のときです。

頻度を増やせば反応は増えますか

増えません。中身のない配信が増えると、開く習慣そのものが失われます。回数より宛先を見直してください。

クリックはされているのに、予約や購入につながりません

その場合、配信は機能しています。落ちているのはリンクの先のページです。押した直後に会員登録を求めていないか、スマホで見たときに入力項目が多すぎないかを確認してください。友だちは増えたのに売上につながらない状態については見直すべき3つの設計で扱っています。

何本くらい試せば判断できますか

1本では判断できません。同じ型で3本続けて送り、3本とも基準値を下回るなら型の問題です。1本だけ悪かった場合は、その日の出来事や送信時刻の影響であることが多く、慌てて型を変えると原因が分からなくなります。

まったく反応がありません

その場合は、届いていない(ブロック)か、対象が合っていない可能性が高いです。まずブロック率を確認してください。切り分けはLINEの友だちが減る4パターンにあります。

まとめ

  • 「届く→開かれる→押される」のどこで落ちているかを先に特定する。全部を作り直さない
  • 比べる相手は他店の平均ではなく、自分のアカウントの直近5本の中央値
  • 開かれないなら冒頭の一文。挨拶から始めず、1行目に用件を置く
  • 押されないなら「押した先で何が起きるか」を書き、リンクは1つに絞る
  • それでも動かないなら、内容ではなく配信対象を疑う。半分に絞ると反応も費用も改善することが多い
  • 判断は3本続けて。1本の結果で型を変えない

LCALL(自社サービス・PR)では、配信ごとの開封率・クリック率を並べて確認でき、直近の配信と比べながら次の1本を作れます。宛先の絞り込みはタグで行い、来店履歴や登録経路は友だち・顧客管理に残ります。登録直後の数通で期待値を合わせる設計はシナリオ配信で自動化でき、押した先で完結させる予約クーポン・ポイントカードまで同じ画面でつながります。配信・シナリオはLite(月額9,800円)から標準搭載、クーポンの発行はStandard(月額14,800円)以上、ポイントカードはPro(月額19,800円)です。プランの内訳は料金ページ、設計のご相談は無料相談からどうぞ。

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