LCALL機能
LINEメッセージの「1通」の数え方|課金される通数と、されない通数
2026年7月28日 公開
「今月やたら通数を使っている」という相談の原因は、ほぼ1通の数え方の誤解です。ここを押さえると、同じ内容でも費用が変わります。
LINE公式アカウントの料金・仕様に関する記述は、2026年7月時点の公開情報にもとづく一般的な整理です。最新の内容は必ずLINEヤフー社の公式サイトでご確認ください。なおLCALLは本メディアの運営元が提供する自社サービスです(PR)。
この記事でわかること
- 通数は「配信した回数」ではなく「届いた人数 × 吹き出しの数」で数えること
- 課金される配信と、いくら使っても課金されない配信の一覧
- 同じ案内で通数が3倍変わる実例
- 気づかないうちに通数が増える3つのパターン
- 通数が足りなくなったときの応急処置
基本:1人に届いた吹き出し1つ=1通
いちばん重要なルールがこれです。通数は「配信した回数」ではなく「届いた人数 × 吹き出しの数」で数えます。
| 送り方 | 消費する通数 |
|---|---|
| 1,000人に、吹き出し1つを配信 | 1,000通 |
| 1,000人に、吹き出し3つを配信 | 3,000通 |
| 500人(セグメント)に、吹き出し1つ | 500通 |
つまり「テキスト+画像+クーポン」と3つに分けて送ると、費用は3倍になります。同じ内容でも、1つの吹き出しにまとめる、あるいはカルーセル(複数カードを横並びにした1通)にすれば1通で済みます。ここを直すだけで通数が3分の1になったケースは珍しくありません。
課金される配信・されない配信
| 種類 | 課金 | 補足 |
|---|---|---|
| 一斉配信(全員・セグメント) | される | 届いた人数ぶん |
| ステップ配信(シナリオ) | される | 届いたタイミングで1通ずつ |
| あいさつメッセージ | されない | 友だち追加時の自動送信 |
| 応答メッセージ・自動応答 | されない | 相手の発言に反応して返すもの |
| 1対1のチャット返信 | されない | 個別対応の返信 |
ポイントは「相手のアクションに応じて返すものは課金されない」という考え方です。あいさつメッセージ・自動応答・個別返信は、いくら使っても通数を消費しません。
この違いを使って費用を下げる
① あいさつメッセージに情報を集約する
課金されないあいさつメッセージは、実質いちばん読まれる1通です。ここにメニュー・予約リンク・よくある質問をまとめておけば、後から一斉配信で案内する回数を減らせます。
② よくある質問は自動応答に逃がす
「営業時間は?」「駐車場は?」といった質問への回答を自動応答に登録しておけば、課金なしで対応でき、スタッフの手間も減ります。
③ 吹き出しを分けない
伝えたいことが3つあるなら、3通に分けず1通にまとめるか、カルーセルにする。読み手にとっても通知が1回で済むので、うるさく感じられにくくなります。
④ リッチメニューを使う
トーク画面の下に常時表示されるリッチメニューは、何度見られても課金されません。「毎回配信で案内していたこと」をメニューに置き換えると、配信回数そのものを減らせます。
実例:同じ案内で通数が3倍変わる
友だち1,000人に「新メニューの案内」を送る場合で比べます。中身はまったく同じです。
| 送り方 | 吹き出し | 消費通数 |
|---|---|---|
| ①「新メニューが出ました」②写真 ③「クーポンはこちら」 | 3つ | 3,000通 |
| 写真つきの1通にまとめる(本文+画像+リンク) | 1つ | 1,000通 |
| カルーセルで3品を横並びにする | 1つ | 1,000通 |
分けて送ると通知が3回鳴ります。費用が3倍になったうえに、うるさく感じられてブロックが増える——いちばん損な形です。カルーセルの作り方はリッチメッセージ・カードタイプの作り方を参照してください。
気づかないうちに通数が増える3パターン
| パターン | 起きていること | 対処 |
|---|---|---|
| ステップ配信の積み重ね | 5通のシナリオは、登録者1人につき5通消費する。登録が増えるほど静かに増える | 通数を見て、途中の1〜2通を統合する |
| 複数アカウントの重複 | 同じ人が2つのアカウントの友だちになっていると、それぞれに通数がかかる | アカウントを分ける基準を決める |
| 「念のため」の再送 | 反応がないからと同じ内容を送り直すと、単純に2倍になる | 再送するなら未反応の人だけに絞る |
通数が足りなくなったときの応急処置
月の途中で足りなくなりそうなときは、上から順に試してください。
| 順 | やること | 効き方 |
|---|---|---|
| 1 | 全員配信をやめ、直近3ヶ月に反応があった人だけに送る | 対象が半分以下になることが多い |
| 2 | 吹き出しを1つにまとめる | そのまま通数が3分の1になる場合も |
| 3 | 常設の案内をリッチメニューへ移す | 配信そのものが不要になる |
| 4 | よくある質問を自動応答に登録する | 課金されない対応に置き換わる |
| 5 | その月だけプランを上げる | 最後の手段。翌月に戻す |
プランの選び方はLINE公式アカウントの料金プランの選び方、絞り込み配信の考え方はLINEセグメント配信とは?にまとめています。
よくある質問
画像だけを送っても1通ですか
吹き出し1つとして数えます。本文と画像を別々に送れば2通、まとめて1つの吹き出しにすれば1通です。「何を送ったか」ではなく「吹き出しがいくつ届いたか」で決まります。
相手がブロックしている場合も課金されますか
ブロックしている相手には届かないため、その分は消費されません。ただし友だち数の表示にはブロックした人も含まれることがあるため、「友だち数 × 配信回数」で計算した通数より実際は少なくなります。ブロックの数え方は友だちが減る4パターンで解説しています。
ステップ配信は一斉配信より安いですか
1通あたりの扱いは同じです。ただしステップ配信は登録した人にだけ順番に届くため、同時に大量の通数を使いません。結果として、月内の通数は平準化されます。
自動応答なら何通送っても無料ですか
相手の発言に応じて返すものは対象外です。ただし「自動応答の設定で複数の吹き出しを返す」場合の扱いは仕様によって異なるため、大量に使う運用を組む前に最新情報をご確認ください。
通数を使い切ったらどうなりますか
その月の配信ができなくなります(個別の返信や自動応答は影響を受けません)。繁忙期に止まると機会損失になるため、月の後半に余裕があるかを月中で一度確認してください。
まとめ
- 通数 = 届いた人数 × 吹き出しの数。吹き出しを分けると倍々で増える
- あいさつ・自動応答・個別返信は課金されない。ここに情報を寄せる
- リッチメニューは何度見られても無料。常設情報はここへ
LCALL(自社サービス・PR)は、通数を増やさずに伝える手段を標準で用意しています。複数の案内を1通にまとめるカルーセル、常設の情報を置くリッチメニュー、通数を消費しないAI自動応答、個別のやり取りを集約する受信箱。宛先を絞るタグ・ステージ管理と、登録直後から自動で届くシナリオ配信もあわせて使えます。これらはLite(月額9,800円)から標準搭載です。プランの比較は料金ページ、通数の使い方の見直しは無料相談で承ります。
関連記事
- LINE公式アカウントの料金プランの選び方|3つの違いと切り替えの目安コミュニケーション・ライト・スタンダードの3プランは「月に何通配信するか」だけで選べます。友だち数から必要な通数を逆算する方法、プランを上げる/下げる判断の目安、切り替えのタイミングまで整理しました。
- LINE公式アカウントの領収書はどこ?支払い方法と請求の確認経理の締めや確定申告で「LINE公式アカウントの領収書が見つからない」と探し回る人が毎年います。結論から言うと領収書は発行されず、管理画面の支払い履歴が証憑になります。どこを見るか、インボイスのために先にしておく設定、カードの期限切れで配信が止まる事故の防ぎ方まで整理します。
- LINE公式アカウントの解約・退会・削除|課金を止める順番「やめたい」の中身は、費用を止めたい・手が回らない・成果が出ないの3つに分かれます。たいていはプラン変更か運用の見直しで解決し、削除まで必要なケースは多くありません。まず、止めたい請求がLINEのものかツールのものかを確認してください。3つの操作の違い、削除で消える範囲、削除できる権限、削除する場合の順番を整理しました。
- LINE公式アカウントは無料でどこまで使える?|有料に切り替える判断ライン無料プランでも機能はほぼ全部使えます。制限されるのは一斉配信の「月200通」だけで、友だち数に上限はなく、あいさつ・自動応答・1対1の返信は何通でも無料です。今月あと何通送れるかの確認場所、200通を使い切ったら何が止まるのか、無料のまま回す1ヶ月の型、業種別の目安、有料に切り替える判断ラインまで整理しました。