LCALL機能
LINE公式アカウントは無料でどこまで使える?|有料に切り替える判断ライン
2026年7月28日 公開
「無料だと機能が足りないのでは」と心配されることが多いのですが、実際は逆です。無料プランでも機能はほぼ全部使えます。制限されるのは配信できる通数だけです。
LINE公式アカウントの料金・仕様に関する記述は、2026年7月時点の公開情報にもとづく一般的な整理です。最新の内容は必ずLINEヤフー社の公式サイトでご確認ください。なおLCALLは本メディアの運営元が提供する自社サービスです(PR)。
この記事でわかること
- 無料プランで使える機能(機能はプランで変わりません)
- 今月あと何通送れるかを、どこで確認するか
- 200通を使い切ったときに止まるもの・止まらないもの
- 月200通で、何人に何回送れるかの早見表
- 200通を配る1ヶ月の型(配分の例)
- 業種別に、無料のまま続けられるかの目安
- 無料のままでは詰まる3つの壁
- 有料に切り替える判断ライン
- 有料化の前にやる棚卸し
無料プランで使えるもの
| 機能 | 無料プラン |
|---|---|
| 友だちの登録(人数の上限) | 制限なし |
| あいさつメッセージ | 使える(課金対象外) |
| 応答メッセージ・自動応答 | 使える(課金対象外) |
| 1対1のチャット返信 | 使える(課金対象外) |
| リッチメニュー | 使える |
| クーポン・ショップカード | 使える |
| 一斉配信 | 月200通まで |
注目すべきは友だち数に上限がないことと、返信系がすべて課金対象外であることです。つまり「友だちを集めて、来た問い合わせに答える」という使い方なら、無料でいくらでも続けられます。
今月あと何通送れるかを確認する
無料プランで最初に覚えるべきなのは、機能の一覧ではなく残りの通数を見る場所です。ここを知らないまま配信していると、いつのまにか送れなくなり、しかも理由が分かりません。
| 見るもの | どこで見るか | 読み方 |
|---|---|---|
| 今月すでに送った通数 | 管理画面のホーム、または分析のメッセージ関連の画面 | 200から引いた数が残り |
| 1回の配信で減る数 | 配信の作成画面に出る配信対象の人数 | 対象人数ぶん減る。配信回数ではない |
| リセットの時期 | — | 月が変わればまた200通に戻る |
通数の数え方そのもの(吹き出しを分けると何通になるか、どのメッセージが対象外か)はLINEメッセージの「1通」の数え方に詳しくまとめています。これを理解しているかどうかで、無料で使える期間は倍以上変わります。
200通を使い切ったら、何が止まるのか
いちばん心配されるのがここですが、勝手に課金されることはありません。無料プランには、上限を超えた分を買い足す仕組みそのものがないからです。
| 200通を使い切ると | |
|---|---|
| 一斉配信・セグメント配信 | その月は送れなくなる(翌月にリセット) |
| あいさつメッセージ | 止まらない。新しい友だちには届き続ける |
| 自動応答・キーワード応答 | 止まらない |
| 1対1のチャット返信 | 止まらない。問い合わせ対応は続けられる |
| 友だちの追加 | 止まらない。人数の上限もない |
| 料金 | 自動で有料プランに切り替わることはない |
つまり、上限に当たっても店の運営そのものは止まりません。困るのは「今週末のキャンペーンを全員に告知したい」といった、こちらから仕掛けたい月だけです。逆に言えば、仕掛ける月が年に数回しかない業種なら、無料プランのまま何年でも運用できます。
有料に切り替える判断ライン
切り替えるべきなのは、次のどちらかに当てはまったときだけです。
① 月200通では配信が足りなくなったとき
200通は友だち200人に1回配信すれば終わりです。友だちが200人を超えて、月1回でも全員に案内を送りたいなら、有料に上げるタイミングです。
② 配信で売上が動くと確認できたとき
こちらのほうが本質的です。配信した月と、しなかった月で来店・売上に差が出るなら、配信は投資として回収できています。逆に差が出ていないのに通数だけ増やすのは、費用が増えるだけです。
無料のまま長く使うコツ
200通の枠は、使い方次第でかなり伸ばせます。
あいさつメッセージを主役にする
課金されないうえ、いちばん読まれます。店舗情報・メニュー・予約リンク・よくある質問をここに集約しておけば、後から一斉配信で案内する必要が減ります。
リッチメニューを常設の案内板にする
トーク画面下に常時表示され、何度見られても無料です。「配信で毎回伝えていたこと」をメニューに移すと、配信回数そのものが減ります。
配信は絞って送る
200通しかないなら、全員には送れません。逆に言えば最初からセグメント配信の習慣がつくということです。「来店から60日経った人だけ」に絞れば、200通でも月に何度も打てます。この習慣は有料に上げた後も効きます。
自動応答を育てる
よくある質問への回答を登録しておけば、課金なしで対応できて手間も減ります。詳しくは自動応答の作り方のコツで。
「無料で始めて、必要になったら上げる」でよい
最初から有料プランにする必要はありません。友だちが増えて、配信が足りなくなってから上げる——これで遅くありません。プランは月単位で変更できます。
むしろ避けたいのは、友だちがほとんどいない状態で有料プランに入り、送る相手がいないまま月額だけ払うことです。最初にやるべきは配信ではなく、登録導線を作ることです。
月200通で何ができるか
無料プランの制約は通数だけです。実際に何人へ何回送れるのかを表にします。
| 友だち数 | 全員配信できる回数/月 | 現実的な使い方 |
|---|---|---|
| 50人 | 4回 | 週1回の配信ができる |
| 100人 | 2回 | 月2回。十分に運用できる |
| 200人 | 1回 | 月1回の全員配信+個別対応 |
| 500人 | 0回(200人ぶんのみ) | 絞り込み配信に切り替える |
| 1,000人 | 0回 | 有料プランを検討する段階 |
ただし200人を超えても、すぐ有料にする必要はありません。反応のある人だけに絞れば、無料枠のままでも運用は続けられます。
200通を配る1ヶ月の型
「足りない」と感じる店の多くは、月初に全員配信で使い切っています。友だち300人の店を例に、200通を1ヶ月に配る形を出します。
| 時期 | 送る相手 | 通数 | ねらい |
|---|---|---|---|
| 月初 | 直近3ヶ月に来店した人だけ(約120人) | 120通 | 今月の案内。反応する層に絞る |
| 中旬 | 前回来店から60日以上たった人(約50人) | 50通 | 離れかけた人を戻す |
| 月末 | 予約が埋まっていない日の案内(約30人) | 30通 | 空席を埋める |
| 合計 | 200通 | 全員配信は1回もしていない | |
この形が身につくと、有料プランに上げたあとも通数が跳ね上がりません。無料枠の制約は、絞り込み配信を覚えるための練習になります。絞り方はセグメント配信のやり方にまとめています。
業種別・無料のまま続けられるかの目安
同じ友だち数でも、必要な配信回数は業種で違います。無料のままいけるかどうかは、人数ではなく「送りたい回数 × 送りたい人数」で決まります。
| 業種 | 月の配信回数の目安 | 無料のままいける友だち数の目安 |
|---|---|---|
| 飲食店 | 4〜6回 | 〜50人(絞れば200人前後まで) |
| 美容室・サロン | 2〜3回 | 〜80人(絞れば300人前後まで) |
| 整体・整骨院 | 2〜4回 | 〜70人(絞れば250人前後まで) |
| 不動産・高額商材 | 1〜2回 | 〜150人(絞れば500人前後まで) |
| EC・通販 | 4〜8回 | 〜30人(早い段階で有料が現実的) |
無料のままでは詰まる3つの壁
| 壁 | 症状 | 解消の方向 |
|---|---|---|
| ① 通数の壁 | 友だちが増え、全員に送れなくなる | 絞り込み配信 → それでも足りなければ有料化 |
| ② 手間の壁 | 配信・返信・タグ付けを手作業でこなし切れなくなる | 自動化(シナリオ・自動応答) |
| ③ 分からない壁 | 誰が誰で、何が効いたのか追えなくなる | タグ・流入元の記録を仕組みにする |
②と③は、通数を増やしても解決しません。ここが「LINE公式アカウント単体の限界」で、拡張ツールを検討する分かれ目になります。何が単体でできて何ができないかはLINE公式アカウント単体でどこまでできる?にまとめています。
有料化の前にやる棚卸し
プランを上げる前に、次の4つを確認してください。これで解決するなら、費用はかかりません。
| 確認 | 直し方 | 効果 |
|---|---|---|
| 吹き出しを分けて送っていないか | 1通にまとめる/カルーセルにする | 通数が最大3分の1に |
| 反応のない人にも送っていないか | 直近に反応があった人へ絞る | 対象が半減することが多い |
| 常設の案内を毎回配信していないか | リッチメニューに移す | 配信そのものが不要に |
| よくある質問に人が答えていないか | 自動応答に登録する | 課金されない対応に置き換わる |
詳しい数え方はLINEメッセージの「1通」の数え方、切り替えの判断は料金プランの選び方を参照してください。
よくある質問
無料プランだと機能が制限されますか
されません。ステップ配信もセグメント配信もリッチメニューも使えます。違うのは無料で送れる通数だけです。
友だちが何人になったら有料にすべきですか
人数では決まりません。判断は「送りたい通数が枠に収まらなくなり、かつ絞り込みでも解決できなくなったとき」です。友だち1,000人でも、月1回200人に絞って送るなら無料枠で足ります。
無料のまま拡張ツールだけ入れられますか
できます。ツールは通数を増やすものではなく、手間を減らし、誰に送るかを決めるためのものだからです。通数の壁ではなく手間の壁で困っている場合は、この組み合わせが合理的です。
有料にしたあと、無料に戻せますか
月単位で変更できます。ただし下げた月にその通数を超えると配信できなくなるため、繁忙期をまたぐ変更は避けてください。
無料のまま何年も運用しても問題ありませんか
問題ありません。実際、来店サイクルの長い業種や、友だち数が数百人までの店では、無料プランのまま安定して運用できます。有料化は目的ではなく、必要が生じたときの手段です。
200通を超えて送ろうとすると、どうなりますか
その配信が送れないだけです。自動で課金されたり、プランが勝手に上がったりはしません。ただし「送ったつもりで届いていない」状態は起こり得るので、配信前に残りの通数を確認する習慣をつけてください。
無料プランでも認証済アカウントになれますか
認証の申請とプランは別の話なので、無料プランのままでも申請できます。判断の材料は認証済アカウントとはにまとめています。
まとめ
- 無料プランでも機能はほぼ全部使える。制限は「月200通」だけ
- 友だち数に上限はなく、返信・自動応答は課金対象外
- 配信前に残りの通数を確認する。1回の配信で対象人数ぶん減る
- 200通を使い切っても、止まるのは一斉配信だけ。自動で課金されることはない
- 全員配信をやめて絞れば、友だち300人でも月3回打てる
- 200通で足りなくなり、かつ配信で売上が動くと確認できてから有料へ
拡張ツールも同じ考え方で、LINE公式アカウント単体で足りなくなってからで十分です。判断の目安はLINE公式アカウント単体でどこまでできる?にまとめています。
LCALL(自社サービス・PR)が担当するのは、通数の壁ではなく手間の壁と「分からない」壁のほうです。誰がどこから登録したかは友だち・タグ管理に記録され、登録直後のフォローはシナリオ配信で自動化、問い合わせは受信箱に集約、よくある質問はAI自動応答が一次対応します。Lite(月額9,800円)から標準搭載です。プランの比較は料金ページ、ご相談は無料相談から。
関連記事
- LINE公式アカウントの領収書はどこ?支払い方法と請求の確認経理の締めや確定申告で「LINE公式アカウントの領収書が見つからない」と探し回る人が毎年います。結論から言うと領収書は発行されず、管理画面の支払い履歴が証憑になります。どこを見るか、インボイスのために先にしておく設定、カードの期限切れで配信が止まる事故の防ぎ方まで整理します。
- LINE公式アカウントの解約・退会・削除|課金を止める順番「やめたい」の中身は、費用を止めたい・手が回らない・成果が出ないの3つに分かれます。たいていはプラン変更か運用の見直しで解決し、削除まで必要なケースは多くありません。まず、止めたい請求がLINEのものかツールのものかを確認してください。3つの操作の違い、削除で消える範囲、削除できる権限、削除する場合の順番を整理しました。
- LINEメッセージの「1通」の数え方|課金される通数と、されない通数吹き出しを3つ並べたら3通なのか、応答メッセージは課金されるのか——通数の数え方は誤解が多く、想定外の追加料金の原因になります。課金対象になる配信・ならない配信を整理し、通数を無駄にしない送り方をまとめました。
- LINE公式アカウントの料金プランの選び方|3つの違いと切り替えの目安コミュニケーション・ライト・スタンダードの3プランは「月に何通配信するか」だけで選べます。友だち数から必要な通数を逆算する方法、プランを上げる/下げる判断の目安、切り替えのタイミングまで整理しました。