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LINE公式アカウントの友だちをCSVで出せる?|エクスポートの範囲

2026年9月6日 公開

「LINE公式アカウントの友だちリストをCSVで落としたい」——ほかのシステムに取り込みたい、郵送物を出したい、ツールを乗り換えたい。理由はいろいろですが、管理画面をどれだけ探しても、その項目は見つかりません。

探しても出てこないのは、設定の場所が分かりにくいからではありません。そもそも標準機能として用意されていないからです。この記事では、出せるもの/出せないものの線引きと、名簿が本当に必要なときにどう手元へ残すかを整理します。

LINE公式アカウントのデータ書き出しに関する記述は、2026年9月時点の公開情報にもとづく一般的な整理です。管理画面から書き出せる項目やファイル形式、画面の名称は変更されることがあるため、最新の内容は必ずLINEヤフー社の公式サイトでご確認ください。なおLCALLは本メディアの運営元が提供する自社サービスです(PR)。

この記事でわかること

  • 標準機能でCSVに出せるもの、出せないものの線引き
  • なぜ友だちの一覧が出せない設計になっているのか
  • 「出せない」ことで実務のどこが詰まるか
  • 名簿が必要なときに、正しく手元へ残す4つの方法
  • 拡張ツールを入れると何が変わり、何は変わらないのか
  • ツールを選ぶときに、CSVまわりで確認する6項目

結論:出せるのは「集計」と「トーク履歴」まで

最初に線引きをはっきりさせます。同じ「データを出す」でも、集計値と名簿はまったく別のものです。

出したいもの標準機能で出せるか備考
友だち数の推移などの集計データ出せる分析画面から書き出せる。人数や率であって、個人は特定できない
配信ごとの結果(送信数・開封・クリック)出せる配信の成績を月次で振り返るのに使える
1対1のトーク履歴出せるやり取りのあった相手の記録に限られる。全員分の名簿ではない
友だち全員の一覧(誰が友だちか)出せない一括で書き出す機能が用意されていない
友だちの本名・電話番号・メールアドレス出せないそもそも運用側に渡されていない情報

つまり「何人いるか」「何人が押したか」は分かるのに、「その何人が誰なのか」は分からない、という状態です。ここが分からないまま探すと、管理画面を1時間さまようことになります。

そもそも運用側には渡っていない

ここを誤解している方が多いのですが、友だちのLINEアカウントの本名や電話番号は、はじめから運用側に渡されていません。管理画面に出ていないものは、CSVにも出しようがありません。「どこかに隠れているはずだ」と探しても見つからないのは、そのためです。

LINEは、ユーザーが気軽に友だち追加できることと引き換えに、店側が名簿として持ち出せない設計にしています。ユーザーから見れば「電話番号を渡さずに登録できる」から気軽に押せるわけで、この2つは表裏一体です。友だち数と実際に届く人数の違いはターゲットリーチとはに整理しています。

「出せない」と、実務のどこが詰まるか

困る場面はだいたい決まっています。先に知っておくと、別の手を打てます。

やりたかったこと詰まる理由代わりにできること
郵送物・ハガキを送りたい住所も本名も持っていない必要な人だけフォームで住所を聞く
予約システムの顧客と突き合わせたい照合できる共通の列がない会員番号などのキーを先に決めて入力してもらう
会計・レジの顧客データと結合したい同上同上。会計時に会員番号を聞く運用にする
他のツールへ友だちを移したい友だちは移せない公式アカウントを残したまま、ツール側だけ入れ替える
解約前に名簿を保存したい名簿が存在しないやり取りの記録と、自分で集めた情報だけを残す

4番目は特に誤解が多いところです。友だちは公式アカウントに紐づいているので、拡張ツールを乗り換えても友だちは消えません。移行で失うのはツール側に貯めたタグや履歴のほうです。詳しくは乗り換えで失敗しない確認ポイントにまとめています。

名簿が必要なら、こちらから聞く

取り出せないなら、集める側に回ります。順番は次のとおりです。

1. フォーム・アンケートで入力してもらう

いちばん確実なのがこれです。名前・電話番号・誕生月など、必要な項目だけを入力してもらいます。ポイントは「聞く項目を絞ること」です。項目が5つを超えると、途中でやめる人が増えます。

聞く項目使い道優先度
お名前1対1の対応で名前を呼べる高い
会員番号・電話番号予約やレジのデータと突き合わせる鍵になる高い
誕生月誕生日メッセージの配信に使う
住所郵送物を送るときだけ必要送る予定がなければ聞かない
メールアドレスLINEが使えなくなったときの予備の連絡手段

回答が集まる質問の作り方はLINEアンケートの作り方、集めた情報の扱いは個人情報を扱うときのルールを必ず確認してください。何に使うかを書かずに集めた情報は、後から使えなくなります。誕生月を集めるなら誕生日メッセージとクーポンの作り方まで先に決めておくと、集めたまま眠りません。

2. 突き合わせるキーを最初に1つ決める

これを決めずに集めるのが、いちばん多い失敗です。名前だけ集めても「山田さん」が3人いれば結合できません。会員番号か電話番号のどちらかを、必ず1列入れてください。後からCSVを突き合わせるとき、この1列があるかどうかで作業時間がまるで変わります。

3. タグで代用できる部分は、タグで済ませる

「名簿が欲しい」と言われて話を聞くと、実際にやりたいのは出し分けだけ、ということがよくあります。誰が誰かまで分からなくても、「初回の人」「常連」「来店から3ヶ月経った人」に分けられれば足りる、という場合です。それならタグで解決します。考え方はセグメント配信とは、日々の運用はLINEの顧客管理のやり方が参考になります。

4. 集計は分析画面から書き出す

月次の振り返りに使う数字は、標準の分析画面から出せます。友だち数の推移と配信の成績があれば、どこで詰まっているかの判断には十分です。見るべき数字の順番はLINE運用で見るべき数字7つにまとめています。

拡張ツールを入れると何が変わるか

ここは正確に理解しておいたほうがよい部分です。拡張ツールを入れても、LINE側が渡してくれる情報が増えるわけではありません

項目拡張ツールを入れると
友だちの本名・電話番号取れるようにはならない(本人に入力してもらうしかない)
フォームで集めた情報ツール側に蓄積され、CSVで書き出せる
タグ・属性付与でき、CSVで書き出せる
個別の配信履歴・反応友だち単位で記録され、書き出せる
友だちそのもの公式アカウントに紐づいたまま。ツールを替えても残る

言い換えると、拡張ツールは「集めた情報を貯めて出せる箱」であって、情報の入手経路を増やすものではありません。「ツールを入れれば友だちの連絡先が分かる」と説明された場合は、その根拠を確認してください。公式アカウント単体でできる範囲は単体でどこまでできる?に整理しています。

ツールを選ぶときに確認する6項目

「CSVで出せます」の一言では足りません。出せる範囲と形式まで確認してください。

  1. 何を出せるか。顧客の一覧か、タグか、フォームの回答か。項目単位で聞く
  2. 誰が出せるか。管理者だけか、スタッフでも出せるか
  3. 解約後も出せるか。解約手続きの前後、どちらまで書き出せるか
  4. 取り込めるか。出すだけでなく、CSVで戻せるかは移行のときに効く
  5. 突合の列はあるか。IDや会員番号の列が付いてくるか
  6. 文字コードは何か。そのまま表計算ソフトで開いて文字化けしないか

6番目は地味ですが、毎月使うものなので効いてきます。料金以外の比較軸は料金比較の見方にまとめました。

やってはいけないこと

やりがちなこと何が問題か
チャット画面を書き写して名簿を作る手作業で増え続け、更新されない。ブロックした人も残り続ける
用途を伝えずに個人情報を集める目的外の利用になる。後から使おうとしても使えない
書き出したCSVを個人の端末に置いたままにする持ち出し・紛失の経路になる。保管場所と期間を決める
退会・解約した人を消さずに残す不要な情報を持ち続けることになる。削除の運用まで決める
「出せないなら」と諦めて何も集めないLINEが使えなくなった瞬間に連絡手段がゼロになる

最後の行は、いざというときにいちばん効きます。アカウントを手放すことになった場合の手順は解約・削除の前に見直す5点にまとめています。

よくある質問

友だちのLINE IDは分かりますか

ユーザーが検索に使う「LINE ID」は運用側には表示されません。システム上の識別子は扱えますが、それ単体では誰なのかを特定できず、名簿の代わりにはなりません。

ブロックした人だけを一覧で出せますか

できません。人数の増減としては分かりますが、個人の特定はできない仕組みです。詳しくはブロック確認方法をご覧ください。減っている原因の切り分けは友だちが減る4つの原因が近い内容です。

表計算ソフトで開くと文字化けします

文字コードの問題です。書き出したファイルを直接開かず、表計算ソフト側の「データの取得」から文字コードを指定して読み込むと直ります。毎月やるなら、取り込み手順をメモにして共有しておくと事故が減ります。

CSVで新しい友だちを追加できますか

できません。友だちは本人が友だち追加した結果としてのみ増えます。名簿を取り込んで一斉に友だちにすることはできない、と考えてください。増やす導線は友だちの増やし方にまとめています。

アカウントを削除したら、データは戻せますか

戻せません。削除は元に戻せない操作です。必要な情報は削除する前に書き出してください。

まとめ

  • 標準機能で出せるのは集計データとトーク履歴まで。友だちの一覧は出せない
  • 本名・電話番号は隠れているのではなく、はじめから運用側に渡っていない
  • 名簿が必要なら、取り出すのではなくフォームで聞いて集める
  • 集めるときは突き合わせる列を1つ決めてから。名前だけでは結合できない
  • 拡張ツールが増やすのは「貯めて出せる箱」であって、入手できる情報ではない
  • ツール選びでは「出せるか」だけでなく「戻せるか」「解約後も出せるか」まで聞く
  • やりたいことが出し分けだけなら、名簿は要らない。タグで足りる

LCALL(自社サービス・PR)は、フォームやアンケートで集めた顧客情報とタグを友だち・顧客管理で扱い、顧客データをCSVで書き出せる形にしています(=いつでも持ち出せます)。取り込みも会員番号などの列で既存の顧客と突き合わせる方式なので、月1回の書き出しを習慣にしておけば、どのツールにも移れます。集めた情報をもとにした出し分けはシナリオ配信、届いた回答や相談は受信箱で受けられ、Lite(月額9,800円)から標準搭載です。プランの内訳は料金ページ、「何を集めておくべきか」からのご相談は無料相談で承ります。

まずは無料でご相談ください

あなたの業種・お店に合わせた使い方をご案内します。相談だけでも構いません。

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